こんにちは、りんちゃん(@rinchanblog0215)です。
大学4年時にWebマーケターとして独立。Web制作で生計を立てている人ともお仕事をしたことがあったり、過去には自分もWeb制作を頑張っていました。
・「独学とオンラインスクール、どちらの方法でWeb制作を勉強するか迷う。」
・「オンラインスクールでWeb制作を学びたいけど、多すぎてどこがいいか分からない。」
近年、Web制作が学べるオンラインスクールが増えており、選択肢が増えた反面、多すぎて選びきれない人も多いはず。
そこで今回は、Web制作を学べるスクール5つと、スクール選びに迷ったときの解決策を解説します。
スクールを受けるべき人の特徴や、Web制作を学ぶ人が将来的に身につけるべきスキルも紹介しているので、ぜひこれからの学習の選択として活用してください。
「Web制作コース」があるスクールはデイトラのみ
現状、Web制作に特化して学べるスクールは「デイトラ」のみです。
オンラインスクールの多くは、コーディングとデザイン両方学べることが多いです。
しかし、基礎学習のみで、卒業後すぐに仕事が受注できるレベルになるには、さらに自己学習が必要なことも…。
デイトラはデザインは学べないものの、Web制作に特化したカリキュラム「Web制作コース」を提供しています。
「現場のスキルが身に付く学習がしたい」という人は、デイトラを選択肢のひとつとして考えておくといいでしょう。
Web制作を学ぶために、スクールを受けるべき人の特徴
「スクールはお金もかかるし、独学で頑張ろうかな。」
こんな風に思っている人もいるかもですが、スクールを受けた方が効率的に学習できる可能性が高いです。
特に、以下の悩みを持つ人は、スクールを受けることをオススメします。
- 独学に自信がない人
- 必要な学習手順が分からない人
- 学習の相談ができる人がほしい人
なぜスクールを受けるべきなのか?それぞれ理由を見ていきましょう。
独学に自信がない人
「独学だとモチベーションが続かない。」という人はスクールを受けるべきです。
スクールを利用することで以下のメリットがあります。
- 学習計画を立ててくれる
- 利用期限があるので、やらなければいけない状況を作れる
- スクール仲間と共に頑張れる
独学だとダラダラしがちなことも、学習期限や仲間がいることで挫折しにくくなります。
また、スクール代を払っていることで「受講料を回収しなければ!」とやる気も上がりやすいです。
自分に合った学習手順が分からない人
最近では、ネットに色々なロードマップが公開されています。
上手く活用できる人がいる反面、どれも必要に見えて、逆に学習迷子になる人も…。
そんな学習迷子の人は、スクールを受けましょう。
必要なことのみ効率よく学べるので、迷子にならず短期間でスキルが身に付きやすいです。
学習の相談ができる人がほしい人
独学の悩みのひとつとして、学習の不明点を相談できる人がいないということがあります。
- 自分のコードが合っているか判断できない
- ネットで調べても解決できなかった
- どこが間違っているか分からない
上記のような悩みを相談できる人がいない場合、スクールを受けましょう。
スクールには講師がいるので、分からないところを質問できます。
不明点をそのままにすることがなくなるので、挫折しにくくもなります。
Web制作を学べるオンラインスクール5選
「オンラインスクールを利用してみたいけど、たくさんありすぎて違いが分からない」という人も多いはず。
そこで、Web制作が学べるオンラインスクールを5つ紹介します。
- デイトラ
- CodeCamp
- SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)
- Famm
- SHElikes
それぞれのオンラインでスクールの特徴・メリット・デメリットをまとめたので見ていきましょう。
デイトラ
デイトラは、未経験でも・迷わず・ 楽しく学べるオンラインスクールです。
開校1年で受講生7,000人を突破しており、受講者の満足度の高さだけでなく、プロからも「デイトラ生は安心して仕事を任せられる」と評判です。
価格が10万円以上のスクールが多い中、デイトラは10万円以下と比較的安価で始められます。
- 初級編:HTML/CSSの基礎を身につけ、簡単なホームページ制作をし、実際に公開するところまで学べる
- 中級編:JavaScript・jQueryを学び、Web制作会社や企業と仕事ができるレベルのコーディングを身につけられる
- 上級編:PHPの基礎を学び、WordPressでオリジナルテーマ制作を行う
カリキュラムは、初級編・中級編・上級編の3ステップで進めます。
- カリキュラムの無期限閲覧
- コーディング練習素材が実績掲載できる
- メンターによる1年間の学習サポート
- 転職保証がない
- マンツーマンレッスンに対応していない
CodeCamp
CodeCampは、現役エンジニアが、実践的なスキルとマインドセットを教えるプログラミングスクールです。
受講者3万人突破、レッスン満足度96.6%の実績があり、NHKや日経などに取り上げられるなど、メディア実績があるのが特徴です。
デザインマスターコースでは、コーディングだけでなく、デザインツールを使ったサイトデザイン・バナー・ロゴの制作も学べます。
- オンラインレッスンは365日、7時〜23時40分で受講可能
- 講師の対応が丁寧で初心者にも分かりやすいと好評
- カリキュラムは、300社以上の企業で研修プログラムとして導入されている
CodeCampの特徴としては、上記のような感じです。
- 現役エンジニア・デザイナーがマンツーマンで指導
- 無料ビデオ通話で、自分が書いたコードを講師に見てもらいながら質問できる
- オンラインレッスンの対応時間が長い
- 学習内容が初心者には少し難しい
- スクール仲間とのつながりを持てない
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)は、超実践型のプログラミングスクールです。
転職成功率94.1%と、エンジニア転職を目指している人にとって心強いスクールとなっています。
実務経験が少ない人を講師にしているスクールもある中、SAMURAI ENGINEERは講師の87%が実務経験3年以上のエンジニアと、講師のレベルが高いことも特徴です。
SAMURAI ENGINEERでは、Web制作が学べるコースが2種類あります。
- フリーランスコース:案件獲得に特化。卒業時12週間で3〜5万円、24週間で10〜20万円ほどの案件獲得を目指す
- Webデザインコース:最短1ヶ月でWebデザインの基礎からオリジナルWebサイトを制作できるまでのスキルを学べる
- オリジナルWebサイトが作れる
- 最前線のプロがマンツーマンレッスン
- 履歴書添削や面接対策などのキャリアサポートがある
- マンツーマンなので講師との相性がある
- スクール仲間とのつながりを持てない
Famm
Fammは、主婦・ママ向けのWebデザイナースクールです。
累計2,000人、満足度95%、離脱者0人とかなり満足度の高いスクールで、日経ウーマンや産経新聞など、多くのメディアで紹介されています。
学習内容は、Webページ制作とバナー制作が学べます。
- 平日午前中に講義が行われ、1ヶ月で学習が完結
- 子供と一緒に参加可能の少人数制
- 急な欠席でもいつでも講座の録画を繰り返し視聴可能
家事育児に忙しい主婦・ママが学習しやすい環境を作っているのが特徴です。
- 自宅で子供と一緒に参加できる
- 少人数制のライブ配信で、参加者の顔が見れ、自宅でも対面のような体験・交流ができる
- 卒業後も無料の応用講座を受講できる
- 授業ごとに課題が出されるため、事前学習が必要
- ママ専用スクールのため、男性は受講できない
SHElikes
SHElikesは、Webデザインをはじめ、クリエイティブスキルを幅広く学べる女性専用のオンラインスクールです。
他のスクールは卒業までの期間が決まっていたり、料金が固定の場合が多いですが、SHElikesは月額制で全カリキュラムが受け放題になっています。
学習方法は、講義形式ではなく動画で学習し、2ヶ月でバナー制作・Webサイトのデザインからサーバーアップまで学べます。
- 個別指導はないが、自分の都合の良い時間に学習・質問できる
- 最長3ヶ月まで休会が可能(1ヶ月プランで契約・利用開始から6ヶ月以上経過していることが条件)
- Webデザインコースの他に、未経験でクリエイターへのキャリアチェンジを目指す短期集中型のマルチクリエイターコースもある
SHElikesの特徴は、上記のような感じですね。
- 女性専用スクール
- 月額制で全カリキュラム受け放題
- 案件獲得支援がある
- 男性は利用できない
- グループでの活動が多いため、コミュニティ活動が苦手な人はしんどいかも
「どのスクールでWeb制作を学べばいいの…」と悩む時の解決策
スクールを選ぶポイントはたくさんありますが、「気になるスクールが複数あって決めきれない」と悩むこともありますよね。
そんな時は、気になるすべてのスクールの無料体験を受けましょう。
スクールによっては無料相談のみ受付のところがありますが、スクールのことをより詳しく知るには無料体験のほうがオススメです。
無料体験を受けるメリットと、無料体験ができるスクールをまとめたので見ていきましょう。
解決策➡︎全スクールの無料体験を受ける
ひとつに決めきれない時は、気になるスクールの無料体験を受けましょう。
- 実際の講義を体験できる
- 自分が求めているスキルやキャリアプランを実現できそうか確認できる
- 公式サイトやネットの評判だけでは分からない自分とスクールの相性を知ることができる
- 現役エンジニアの声が聞ける
- ギフト券やスクールの割引券などの参加特典がもらえることがある
体験せずに入校してみたら、「目指してるキャリアプランと違った」「思っていた雰囲気と違った」なんてことも…。
高い受講料を払うからこそ、サービス内容やキャリアを実現できそうかなど、無料体験を受けて判断しましょう。
無料体験ができるスクール
スクールによって無料体験と無料カウンセリングが受けられるところに分かれます。
無料カウンセリングでも自分に合った学習の進め方やキャリア相談はできますが、講義の雰囲気や実際にどういう流れで学べるのかは無料体験でしか確認できません。
以下の2つのスクールは、オンラインで無料体験が可能です。
無料でレッスン動画を4本視聴できる(コーディングの準備やheaderの解説・実装など)
デイトラは無料会員登録後、すぐに無料レッスン動画を視聴することができます。
無料体験レッスンで、実際の講義体験・カウンセリングが受けられる
また、自己分析シートをもとに、理想のキャリアから逆算し、SHElikesを使って実現する方法を一緒に考えてくれる
両方とも実際の講座雰囲気がわかるので、ぜひ体験しておきましょう。
Web制作を学ぶ人が、将来的に身につけるべきスキル
昨今では、Web制作以外のスキルが必要な場面が増えています。
特に必要とされるスキルは以下の2つです。
- SEO
- Web広告運用
上記のスキルを身につけることで、企画・提案の幅を広げられるだけでなく、自身の市場価値も高めることができます。
具体的にどういうスキルなのか見ていきましょう。
SEO
SEO(Search Engine Optimization)とは、「検索エンジン最適化」のことで、Googleなどの検索エンジンで特定のサイトが上位表示されるよう施策をすることです。
認知度や売上を上げることを目的にWebサイトを作る人が多いと思いますが、残念ながら、サイトを制作するだけでは訪問者は増えません。
なぜなら、訪問者を増やすには、SEOで上位表示する必要があるからです。
- HTMLタグの最適化
- ページ表示速度の最適化
- ターゲットに合わせたコンテンツ作成
- 古いページのメンテナンス
- 内部リンクの最適化
上記は、SEO施策のほんの一部に過ぎません。
SEOは書籍やネットなどで学習できますが、自分のブログを運営することが一番効率的です。
Web制作する上で、SEO知識は必ず必要になってくるので、ぜひ身につけておきましょう。
【参考記事】:ConoHa WINGを使ったブログの始め方!ブログ2年目の僕が解説
Web広告運用
Web広告運用とは、インターネットの広告枠に自分のサイトを掲載し、管理・運用することです。
Web広告を出す場所は数種類あり、、インターネットでユーザーが検索したキーワード連動して表示される「リスティング広告」や、SNSなどのプラットフォームに掲載する「SNS広告」などがあります。
- ターゲットを絞って広告を配信できる
- テレビや雑誌の広告より安価で広告が出せる
- 広告を見た人の行動を数値測定しやすい
メリットが多い反面、市場調査・分析・改善などが必要になるので、Webマーケティングの知識がないと費用対効果がでない可能性があります。
Web広告の書籍やWebマーケターのSNSアカウントをチェックするなど、Web広告運用のやり方を普段から学習しておきましょう。
【参考記事】:Web広告運用を学べるスクール4選!転職支援や全額返金保証制度もアリ
まとめ:Web制作はスクールで学ぶほうが効率よい
この記事では、Web制作を学べるスクール5つと、スクール選びに迷ったときの解決策を解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 現在、デイトラのみが「Web制作コース」を提供している
- 自分に合った学習手順が分からない、学習の相談相手が欲しいなど、独学に自信がない人はスクールを受けるべき
- 気になるスクールが複数あり決めきれないときは、全スクールの無料体験を受けよう
- 無料体験ができるスクールは、デイトラとSHElikes。
- 自身の市場価値を高めるためにも、SEOとWeb広告運用のスキルを身につけよう
Web制作の学習は独学でもできますが、スクールを利用することで、必要な学習を効率的かつ短時間で身につけることができます。
スクールの無料体験などを活用して、目指すキャリアが実現できるスクールを選択しましょう!